2012年4月20日金曜日

フランス柳のバスケット(パニエ)


1本手付クロスバスケット
何年か使い込むと飴色に変化します。

「すべての人にとって欠かせない日用品を」。パリにあったキャトル・セゾンの古いカタログにはこんな言葉が残されています。その言葉に象徴されるものがフランス柳のバスケット。「パニエ」とも呼ばれています。
日本のキャトル・セゾンでもフランス柳のバスケットの魅力を多くのお客様に伝えたいと、25年前の創業当時から取り扱いを始めました。

長い歴史の中で愛されてきたバスケットですが、近年は後継者不足の問題から作れなくなってしまった形もたくさんあるそうです。そんな貴重な技術を伝承、保存するためにフランスには国立柳学校があります。キャトル・セゾンのバイヤーズレポートでは柳学校へ取材に行った様子をご紹介しています。

両手付角深バスケット
フランスでは、母から子へと代々受け継がれていく伝統工芸品のフランス柳のバスケット。職人の手により一つずつ時間をかけて作られたバスケットは、長年使うことによって飴色に変化していきます。代々受け継がれてきた技術と、持ち主が使い込むことで生まれる物の表情。何気ない佇まいのなかにさまざまな歴史が蓄積されている点も、バスケットの魅力の一つかもしれません。

キャトル・セゾンにとっても特別な意味を持つ商品ですが、実はペーパーラッピングの包装紙にバスケットの絵をちりばめています。街中で見かけたときは、ぜひ目を止めてご覧になってくださいね。
quatre saisons idee:Katayama


関連リンク
>>バイヤーズレポート>>柳のバスケットができるまで
>>商品情報>> フランス柳のバスケット