パリの出張で悩むのが食事。食文化の豊かなパリで、何を悩む必要があるのかと思われるかもしれませんが、毎日、朝から夕方まで展示会場との往復が続くと、ボリューム満点のパリの夕食はかなりヘビーです。
その日はパリのお店のリサーチ。マレを中心にグルグルと歩きまわったのですが、夕方からの雨で気温も低く、少し疲れ気味でホテルに戻りました。ホテルのロビーで、パリに駐在している取引先のSさんと待ち合わせて食事に出発。気を利かせてくれて、『Le Roi du Pot-au-Feu(ル・ロワ・デュ・ポトフ)』というポトフ屋さんを予約してくださいました。
絶品のポトフ! 脊髄は…慣れたらおいしいかも? |
そして翌日。
カフェでランチをしていると、隣に70歳くらいと思われるお爺さんに食事が運ばれてきたのですが、そこには、私たちがポトフ屋で衝撃を受けた脊髄。しかも、輪切りではなく縦に切られた状態で運ばれてきたのです。そして、ギャルソンが「ボナペティ!(召し上がれ!)」と言うと、お爺さんはゆっくりとパンに付けながら食べ始めはじめました。
これからも、パリの食事に悩みそうです。
quatre saisons idee:Itatani