2012年4月18日水曜日

日本でフランスを感じる場所

   
花を通して、フランスの事を深く知り、そして人と繋がり、咲く花の季節や由来などを教わりました。

「1月は、すみれのブーケがパリの花屋でみかけるよ。 3月はミモザ。リースを作って飾るといいよ。今は、ラナンキュラスがきれいに咲く季節。白い様に見えて、実は中央は、ほんのり桃色なのがかわいいんだよ。今の季節が一番綺麗。 5月1日はスズランの日。 ヨーロッパでは、この日にスズランのブーケを贈られると幸福が訪れると云われてるんだよ。」と、フランスの花にまつわる話を交えながら、素敵なブーケを作ってくれる花屋があります。

花のセンスはもちろんの事、そのフローリストには、人を引き付ける魅力があります。 スズランのブーケのイベントやバラの仕入れ、店内のお花など、今までもお店を通じてたくさんの事を教わりました。
先日、自宅用の季節の花と、キャンドルの回りに飾るユーカリ、そして、プレゼントブーケを二人分買いに行くと、マリアージュフレールの紅茶とすみれの砂糖菓子を添えておもてなししてくれました。 おもてなしにもパリを感じます。 そこから広がる会話が、いつの間にかパリのオデオン広場のひとつの花屋での出来事にも感じられました。 フローリストはパリへの思いも強く、お店に行くとパリの旅の思い出話やパリの花屋の情報、キャンドル、ツールドフランス、最近出来たrose bud など、花とパリにまつわる様々な話で時間を忘れてしまうほど。 まるでパリへと旅に出た様な、そんな不思議な空間です。

そして、いつか、このフローリストと一緒に「フローリストと巡るパリの旅」ツアーを。とパリへの思いを馳せています。
桜の枝にもふっくらとした新芽がつき始めた札幌。 そろそろ、マルシェバスケットを片手に、足元も軽やかなバレエシューズへと衣替えしたくなりました。 パリジェンヌ気分で散歩しながら、春の花を見つけに行ってみてください。
quatre saisons sapporo :Nagai