2012年6月13日水曜日

すずらんの日に訪れた幸せ

少し前の話になってしまいますが、5月1日はすずらんの日でしたね。

フランスではポピュラーな記念日で、その日にすずらんの花を貰うと幸せが訪れると言われ、街中には、すずらん屋さんで、いっぱいになるとか。

私は、キャトル・セゾンで働くまで、この日を知らずに過ごしていました。初めてこの話を聞いたときには「なんて、素敵な日なのでしょう!」と感動し、その年から毎年、いつも感謝している両親や、友人、大切に想う人に直接会えないけれど、すずらんの葉書や写真を、送って幸せが訪れる事を願っていました。

今年のすずらんの日には、そんな私にも嬉しいことが訪れました!

今年は両親に花を送りそこねてしまったので、メールをしてみると、直ぐに父から返事が届きました。

庭のすずらんが枯れてしまっていたのでそんな季節になっていたことを忘れていた。だけど、私からのメールで、もうそんな頃かと気付くことができた。だから、ありがとう!と。

メール不精の父でしたが…
いつも、滅多にメールもしてくれない父から、こんなにも、素直な気持ちが綴られたメールが届くなんて!
思わず駅のホームで、涙をしてしまうほど。

今年のすずらんの日は、私にもこんなに柔らかな気持ちを届けてくれて、幸せな1日になりました。

いつか、この日に合わせてフランスへ旅立ち、街中に溢れるすずらん屋さんのの光景を目にしたいなと思います。

もちろん、父と母と一緒に。
quatre saisons tamaplaza:Nakagawa