赤い屋根の素朴で可愛らしい1軒家。
広々とした原っぱ、みんなで囲むテーブルには野の花が飾ってある。
ご機嫌な足取りで隣の村へおつかいに。
紙に包まれたパン(バターだったか…)、
ほこりっぽい木棚に並ぶ日用品。
ガラスのキャンディージャーから
飴を1粒つまみ食いし、
クリスマスにはもみの木を探して家族で奮闘。
そして迎える春。
キッチンのカーテンを明るい柄に変えるシーン。
実は、2つの映画のこと。
どちらも特別なことは最後まで何も起こりません(!)。
どこかの、誰かの、いつもの暮らし。
それがこんなにも魅力的だなんて…。
はじめて観たのはもう○十年前。
キャトル・セゾンは、あの憧れの風景に似ています。
quatre saisons yotsuya:kasumi ito
キャトル・セゾン 四谷 伊藤 かすみ