2017年10月24日火曜日

[30人のコラム] お茶を淹れること

「ゆとり」という言葉から私が思い浮かべるもの、
それはお茶の時間のこと。

お茶を淹れる時間があること、
お茶を飲む時間があること、
そして
それを楽しむ心のゆとり。

忙しい朝の紅茶は、
ティーバッグにお湯を注いで淹れる一杯だけど、
お休みの日は丁寧に。

温めたポットにきちんと量った茶葉を入れ、
沸かしたてのお湯を注いでタイマーをセット。
しっかり蒸らして、最後の一滴まで
丁寧に濾して淹れたお茶。

たっぷりの紅茶と焼きたてのスコーンがある休日は、
贅沢な気分になります。


「ゆっくりとお茶を飲む時間」は、
日々の暮らしのなかの何気ないひとコマですが、
私にとってかけがえのない存在です。

日常の「ゆとり」を大切に暮らしたい、
と思います。


cafe quatre :miho  fukuda
カフェ・キャトル  福田 美穂