2016年3月16日水曜日

【プレス】プレスからのおしらせ 山本ゆりこさん/森田けいこさん共著 「パリの歴史探訪ノート」出版




さくら色の風景が待ち遠しい季節になりました。キャトル・セゾンのコラムやイベントなどで、たいへんお世話になっている山本ゆりこさんの新刊が、この3月に出版されます。ファンのみなさん待望の新刊です!
今回は、文筆家で美術史やパリの歴史を研究なさっている、森田けいこさんとの共著。パリの歴史をめぐる旅について美しい写真と文章で綴った、日本のパリジェンヌ必読の一冊です。

著者のおふたりから、今回特別にメッセージをいただきました。
みなさま、ぜひ、お近くの書店にて、お求めくださいね。


パリが好きな人は、その歴史を知ると
もっとパリが好きになる!パリ歩きが一層楽しくなる!
事実、私がそうでした。この本を作りながら、
パリの風景の中でも特に好きだったのは
中世に造られたものであるとか、
ルネサンス風の建物の赤と白のコントラストが美しいことや、
フランス人に一番人気のある王様・アンリ4世にまつわる場所、
ふたりのナポレオンの間に造られたパサージュ巡りなど、
ちょっとした知識を吸収しながら、パリを探訪すると、
何倍にも膨らんで、パリが、自分の中にしみ込んでいくのです。
心底パリを楽しむための永久保存版的ガイドブック。
ぜひ皆さんも「素敵なパリ」を発見していただければ幸いです。

*山本ゆりこ
 菓子・料理研究家
1972年福岡市生まれ。日本女子大学家政学部食物学科卒業後、1997年にパリへ。
製菓学校でグラン・ディプロムを取得後、2000年から、フランスやヨーロッパ諸国のスイーツ、食文化、ライフスタイルをテーマにした本や翻訳本を30冊近く執筆。09年帰国し、現在福岡市在住。ブログ「山本ホテル」を更新中。
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パリは、常に新しい時代の魅力を発しながらも、
2000年に及ぶ歴史の跡が残っている、類い稀な都市です。
これは例えば、ロンドンとニューヨーク、あるいは京都と東京が、
一都市であることに匹敵します。
ヴィクトル・ユーゴーは『レ・ミゼラブル』のなかでパリをこう描いています。
「この驚くべき一大都市は、過去現在のあらゆる風習の縮図である。
パリーをみるは、所々に天空と星座とを有する全歴史を見通すに等しい。」
パリに残る歴史の軌跡は、ヨーロッパ全体の記憶のエッセンス。
パリの街は、ヨーロッパ通史を一望する歴史絵巻なのです。
パリの歴史を通して、さまざまな物語の扉が開く、
時空間の旅人気分を味わっていただけたら嬉しいです。

*森田けいこ
文筆家
1970年鹿児島市生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。同大学院文学研究科修了。文学修士。スタンフォード大学、ボストン大学院言語学科留学。
美術鑑賞をモアンヌ前田恵美子氏に師事。ルーヴル美術館の高等教育機関エコール・デュ・ルーヴルで美術史、パリ史を学ぶ。twitter「パリノコトノハ」を更新中。パリ在住。
 

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●「パリの歴史探訪ノート 7日間で巡る2000年の旅」
著者:山本ゆりこ・森田けいこ
本体価格1,980円 +税
発行:六耀社
全国の書店にて
2016年3月30日発売予定

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